COLUMN

コラム

2021.10.11BLOG

SDGs 『地球温暖化』について考えてみる。

愛媛県立とべ動物園のアイドルしろくまピース!
日本初の人口飼育、人間に育てらたシロクマ!
愛らしい瞳は人間そのものです。

この可愛いシロクマは、2100年には絶滅すると言われています。

下の写真は、『地球温暖化』の影響が顕著に出る地区での悲惨な現実。

シロクマは氷の下に隠れたアザラシを食べていますが、年々氷が少なくなり狩りが出来なくなっています。下の写真は衝撃的な痩せ細ったシロクマの姿です。溶けて流れている小さな氷の上に乗って、狩りをしたいのですが、狩りが出来ないのです。アザラシがいないのです。

SNSで話題になったそうです。見るのが辛い方は、すぐにスクロールしてください。


↑ SNSから引用


↑ www.wwf.or.jpから引用

 

先日、日本人の真鍋淑郎研究員がノーベル賞の物理学賞を受賞しました。


↑ www.asahi.comから引用

ご本人は、気候研究分野で受賞できるとは夢にも思っていなかったと語っています。

では、なぜ真鍋研究員だったのでしょうか? これは私たちの生活、これから誕生する子供たちの未来にとって、とても重要な事なのです。

真鍋研究員の研究は、地球上の物理現象を『気候モデル』としてコンピュータでシュミレーションする技術で、複雑な物理システムの『気候』の長期的な動きを予測するのは極めて難しいと言われていた事の研究に没頭し、論文を発表しました。

温室効果ガスの増加が気候にどう影響するかをコンピューターでシュミレーションをする事は、『地球温暖化』を危機としてとらえる現在にとっては、最も重要な事と言えます。

 

皆が口にしている『地球温暖化』ってどうして起こるのでしょうか? 上のシロクマが犠牲になっていますが、それってなんででしょうか?

↓は、地球と太陽の関係です。
(www.wwf.or.jpから引用)

地球は、太陽からの熱が陸地や海に届くことによって、暖められています。暖められた熱は、地球から宇宙に放出されています。

その放出される熱の一部を吸収し、陸地から熱が逃げすぎないようにしているのが「温室効果ガス」です。この「温室効果ガス」は、大気中にある二酸化炭素(CO2)[「温室効果ガス」のうち約80%を占めている]やメタン、フロンなどで、生物が元気に生きるための必要なガスです。

「温室効果ガス」が増え過ぎると、宇宙に放出されるはずの熱が放出されず、陸地に溜まってしまいます。

そのため、気温が上昇したり、地球全体の気候が変化したりします。これが『地球温暖化』です。


↑ tarzanweb.jpから引用

 

18世紀の産業革命以降、私たちは石炭や石油などの化石燃料を燃やして、たくさんのエネルギーを作ってきました。ここ100年は高度成長期、バブル時代などを経て、私たちの生活はより便利に心地よくなってきました。

それは、便利な心地よい物や環境を作るために、二酸化炭素(CO2)をどんどん放出。そのため大気中に排出される二酸化炭素(CO2)量が急速に増加。

その量は50年前に比べると3倍以上、100年前に比べると約12倍にまで増えています。

放出している国トップ5ヵ国は、中国、アメリカ、インド、ロシア、日本。
日本は5番目と言えど、国土がこんな小さな国なのに、世界でもトップを誇る二酸化炭素(CO2)排出国なのです。

ガソリン車が1KM走行するのに二酸化炭素(CO2)を150g排出、エアコンの室外機から出る温風、ビルから出る熱風、工場から排出される色々、つまり物を作れば作るほど、電気やガスを使えば使うほど、二酸化炭素(CO2)を排出するのです。

これが『地球温暖化』を引き起こす、主な原因と考えられています。

この現実、皆様はどう思われますか?

 

 

「あたしたちSDGsを意識しているんですよ〜」と言っても、エアコンガンガンかけて、充電してあるノートPCの電源をプラグに差し込んで、プラスチックの容器に入ったお弁当を買って、レジ袋に入れてもらって、コンビニでプラスチック容器に入ったアイスコーヒーをプラスチックのストローで飲んでいて、SDGsの意味、わかっているのでしょうか?

ひとりひとりの意識がとても重要です。

ひとりで一生懸命やってもダメだ!でなく、そのひとりひとりの力が大きなものとなって、これからの未来を支えるのです。

Affliction Store & Dragon Heartは、今までUSAから輸入していたアニマル柄のショッパーを使っていました。また、オンラインショップでは、商品をOPP袋を使っています。

今後は、それらすべてを廃止。紙袋でお包みします。

 

また、2022年前半目標に、オンラインショップの商品の2分の1をリユース商品に変えていく計画を立てています。

リユースは単なる古着でなく、天然素材を使った、特に細部にわたり凝ったデザインを出していた頃のAffliction(アフリクション)を中心に販売をする予定です。

 

アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)↓ USに行く度に、必ず行っていました。リユース半分、ブランド半分の店舗はものを大切にするオーナーの気持ちが伝わってくるようなお店です。

古着なのですが、あの特有な匂いや陳列とは程遠く、本当に大切に着られていたんだなあ〜と感じる程、リユースの商品は生き返ったように新鮮に見えます。

これからもAffliction Store & Dragon Heartは続く予定ですが、SDGsを真剣に考えて、実行するショップになっていければと思っています。

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